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シャルドネ エル・ディアブロ ラシアン・リヴァー・ヴァレー 2022

Chardonnay El Diablo Russian River Valley

希望小売価格 19,000 円(税別)

ヴィンテージ 2022年
容量 750ml
タイプ 白ワイン
味わい ミディアム・ボディ
主要品種 シャルドネ 100%
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ノーザン・ソノマ/ Northern Sonoma
ネステッドAVA、他 ラシアン・リヴァー・ヴァレー/ Russian River Valley
エル・ディアブロ・ヴィンヤード/ El Diablo Vineyard
備考 96P JEBDUNNUCK.com by Audrey Frick, June 2024

詳細データ MORE

ワインメーカー トーマス・リヴァース・ ブラウン/ Thomas Rivers Brown
醸造
熟成 仏産樽(新樽率30%)にて14か月熟成
土壌
サスティナブル認証
評価 90P以上
キャップ コルク
アルコール度数 14.6%
品番 1SENC34122
JAN
入数 12
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コメント

ラシアン・リヴァー・ヴァレーが蛇行する一番東・起伏のある丘、朝日を享受する東向き斜面、やや暖かいが河から毎朝冷たい霧が湧き上がる特別な環境。故ユリシス・ヴァルデスが2008年に植樹。ユリシスはソノマ・コーストの畑を知り尽くし、多くの自社畑は著名生産者から引く手あまた。日照をより享受し、冷たい霧の影響も受ける。ミディアム~フルボディ、クリーミーで、オイリー、粘性のある口当たり、ヘーゼルナッツ、トースト、メロンの風味に塩味を感じる。

ヴィンテージ情報

2022年の生育期は、例年にない温暖な春によって早くスタートした。シーズン中盤以降は長く穏やかな夏が続き、夕方に霧が流れ込み、午前中には晴れるという典型的なパターンの日が多かった。ヴェレゾン後に果実の成熟を妨げるような濃霧も少なく、果実はゆっくりと均一に成熟し、風味が増していった。 しかし収穫を目前にして、自然は予期せぬ展開を見せた。酷暑に続いて早期の降雨が訪れ、ベト病やボトリティスのリスクが一気に高まったが、的確な樹冠管理と糖度の綿密なモニタリングにより、果実は健全な状態を保ったまま無事に収穫された。

テイスティング・コメント

ハニーサックル、バニラビーンズ、フレッシュな桃、そしてメロンの果皮を思わせる甘やかな香りから始まる。ボリューム感がありながら重さを感じさせず、ほのかなビターさと穏やかな酸が丸みのある輪郭を形作る。余韻は長く、芳しいお香のタッチがほのかに漂い、クリーンなフィニッシュへと続く。 贅沢さと気品を兼ね備えた仕上がりで、この畑の個性に対して洗練されたアプローチが感じられる。飲み頃は2025年から2037年。

96P JEBDUNNUCK.com by Audrey Frick, June 2024

畑情報
エル・デイアブロ・ヴィンヤード

エル・ディアブロ・ヴィンヤード

エル・ディアブロはラシアン・リヴァー・ヴァレーが蛇行する一番東・起伏のある丘、イーストサイド・ロードの一番端(北)に位置する。
故ユリシス・ヴァルデスが2008年に植樹した畑。ユリシスはソノマ・コーストの畑を知り尽くし、多くの自社畑は著名生産者から引く手あまた。
当時、早朝から夜遅くまで作業する音について隣人から文句を言われたことがある。栽培チームはユリシスに連絡し、「また怒っているよ、El Diablo=悪魔だ」と言ったことが畑名の由来。

朝日を享受する東向き斜面、河から毎朝冷たい霧が湧き上がる特別な環境。
土壌は岩を含む砂の堆積土壌に硬い粘土質も含む。現在はソノマ各地に500haの畑を管理するベヴェル・ヴィンヤード・マネージメントがサスティナブル農法で大切に栽培管理を行っている。

エル・ディアブロヴィンヤード

センシーズの他のシャルドネの畑に比べると温暖な環境で、早めに収穫することで美しい酸が保たれる。
付き合い始めの頃、センシーズにユリシス本人が「一生懸命働けば、果実はいつもより美味しくなる」と語ったとおり、エル・ディアブロではその努力が実を結んでいる。

センシーズでは、それぞれの畑の自然で明確な個性の表現を目指し、葡萄畑こそが最大の資産であると考える。ワイン造りにおいて最重要点は、葡萄の樹1本1本を丹念に育て、ヴィンテージの特徴を捉え、ワインに複雑さとフィネスを探求することである。

About the Producer

生産者情報

Senses wines
センシーズ