希望小売価格 22,000 円(税別)
| ヴィンテージ | 2022年 |
|---|---|
| 容量 | 750ml |
| タイプ | 赤ワイン |
| 味わい | フル・ボディ |
| 主要品種 | メルロ 98% |
| ブレンド品種 | マルベック 2% |
| 原産国名 | アメリカ |
| 地方名 | カリフォルニア |
| AVA | ナパ・ヴァレー/ Napa Valley |
| ネステッドAVA、他 | |
| 畑 | ウォーターズ・ランチ/ Waters Ranch(自社畑)、ステージ・コーチ/ Stagecoach、アンティカ・エステート/ Antica Estate 、ブロークン・ロック/ Broken Rockなど |
| 備考 | 92 Parker Point The Wine Advocate by Joe Czerwinski, June 2025 |
詳細データ MORE +
| ワインメーカー | ケイティ・ヴォート/ Katie Vogt |
|---|---|
| 栽培・醸造 | 仏産樽(新樽率82%)にて18か月熟成 |
| 土壌 | |
| サスティナブル認証 | |
| 評価 | 90P以上 |
| キャップ | コルク |
|---|---|
| アルコール度数 | 15.1% |
| 品番 | 1PALJ32122 |
| JAN | 無し |
| 入数 | 6 |
コメント
ヴィンテージ情報
2022年も引き続き収量は控えめだったが、凝縮感と複雑さを備えたヴィンテージとなった。
シーズンは晩冬の雨とともに始まり、春から初夏にかけては穏やかな気候に恵まれ、ブドウは順調に育ち、畑全体で均一に成熟が進んだ。夏の終わりには数日間の高温に見舞われたものの、適切な樹冠管理によってフレッシュさとバランスを保つことができた。特に自社畑ウォーターズ・ランチでは、深い土壌と強い樹勢が暑さから果実を守り、メルロ本来のしなやかさや穏やかな酸、きめ細かなタンニンがしっかりと育まれた。
ブドウは理想的な熟度に達し、黒系果実の鮮やかな果実味が中心となり、この畑が持つ特有の複雑さと奥行きがワインに深みを与えている。
収穫は9月1日に開始し、9月30日に終了。
テクニカル情報
標高の高いそれぞれの畑において、夜間の涼しい時間に全て手摘みで収穫を行った。ワイナリーでは房ごと丁寧に選果・除梗し、完璧な状態の果粒のみを発酵タンクへ送る。果皮とともに最大18日間をかけて、ゆっくりと抽出・発酵を進めた。フリーラン・ジュースとプレス・ジュースは別々に熟成させる。仏産樽(タランソー社、新樽率82%)にて18か月熟成。その後、厳選されたロットをブレンドし、無濾過、無清澄でボトリングし瓶熟。マルベックをわずかに加えることで、ふくよかさと奥行きをもたせている。
ワインメーカーのテイスティング・コメント
2022年のパルメイヤー・メルローは、豊かな広がりと骨格を兼ね備え、力強さと生き生きとしたエネルギーがダイナミックに響き合う。野生のブラックベリーやラズベリー、シロップ漬けのブラックチェリーを思わせるアロマが立ち上り、奥には砕いた黒胡椒やフレッシュなセージ、森の下草のような香りを感じる。味わいは熟したプラムや瑞々しいイチジクの果実味が中心となり、しなやかでベルベットのようなタンニンがそれを包み込む。時間とともに、タバコの葉やカカオニブ、ふかふかの土を思わせる複雑な風味や大地のニュアンスが広がっていく。余韻は長く伸びやかで、ワイン本来の自然な活力に支えられ、スミレや甘やかなスパイスの香りがほのかに残る。若いうちは黒系果実の風味が際立ち、10年を超える熟成によって、さらなる深みと洗練された味わいが美しく現れるだろう。
2022年の使用畑
About the Producer
生産者情報
Pahlmeyer
パルメイヤー
自社畑ウォーターズ・ランチとステージ・コーチなどのブドウを使用。 ベリーや焼き立てのジンジャーブレッドの香り。 タンニンがしっかりしたストラクチャーを支えて、ハーブやブラックベリーの凝縮されたフレーバーが広がる。